イリコスキー製麺所 所長のブログ

小麦は讃岐三白の一つ?

なにかの拍子で「讃岐三白」のことを口にして、何だと思う?って尋ねると、えーとまず小麦でしょ!って反応が返ってくることも多い。讃岐うどんから想像しちゃうよね。残念ながら小麦は入っていなくって。

讃岐三白は、塩、砂糖、綿。

塩は、坂出市の塩田を筆頭に国内随一の生産量だったはずだけど、入り浜式塩田に適してた平坦な臨海地はもう工業地帯として開発されて、ノスタルジックな塩づくりの風景は、もう資料館としてしか残ってないんじゃないかな。あ、もちろん工業的な塩の生産はまだまだたくさん行われてるはずだけど。

綿については、おそらく西讃地方が中心だったんだと思う、綿花の栽培されているシーンを僕はほとんど覚えてない。

 

僕に一番なじみがあるのは砂糖。さとうきびとか製品としての和三盆とかかな。現在の栽培量はかなり限られているはずだけど、子どもの頃、おやつが30センチぐらいの長さにカットされたさとうきびだったこともあった。

なぜかそこだけよく覚えてるんだけど、いつも母親が買い物をするスーパーの棚の上には、棚に入らない細長い寒天の元(あれはなんて言うんだろう、断面3~4センチの四角形で長さが数十センチの…テングサなんだろうけど)が置かれていた。

さとうきびのシーズンには、その横におなじぐらいの長さにカットされたさとうきびが並ぶ。母親はそれを2本買ってきて、おやつとして渡すわけだ。表面の薄皮を歯ではぎ取ったあと、僕はそれを噛みしめて甘い汁を吸う。

あのさとうきびは、何に使うものだったのかな?一般家庭で糖蜜を取るとは思えないから、やっぱりおやつとして売ってたんだろうか。

そういえば、一度タイにいったとき、象がご褒美として同じような長さのさとうきびを10本ぐらいまとめたのを与えられているのを見て、あぁ、美味しそうだな、って眺めてたのを覚えてる。

 

さとうきびも、今は栽培量はかなり少ないはずだけど、それを原料として作られた和三盆は、有名になったようだ。
美味しんぼにも掲載されて有名になったのはばいこう堂。大阪にも店舗があって、イリコスキー製麺所から徒歩圏内にある。地元のお菓子ということもあって時々使わせてもらってる。
ただ、僕になじみが深いのは三谷精糖。実家でお遣いものにするときはここの商品だったし、卒業した高校の記念品とかもここのを使ってた記憶がある。

 

…と、讃岐三白っていっても実体験としてなじみが深いのは一つだけだな、と思ったら、東讃(香川県東部)の砂糖、西讃の綿、中讃(その間)の塩、三地域の特産品をピックアップしたから三白なんだね。あぁ。今ごろ気づいたよ。

手打ちうどん体験教室のお申込み »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください