イリコスキー製麺所 所長のブログ

うどん打ち体験会で日々の麺作りが変わること

すっかりブログの更新をさぼっていました。
気が付けば3か月半のご無沙汰です。再開するのがちょっと気恥ずかしいですね。
 
 
さてさて。
8月から、製麺所内でうどん打ち体験会を始め、ちょうど夏休みだったこともあって、思った以上にたくさんの方に、それもお子様とご一緒のファミリーにお越しいただいています。
みなさん、小さなお子様を連れておでかけできるところを探すのに、苦労されているのでしょうか。 
 

これは、彦根へ呼んでいただいて行った出張製麺体験会。みなさん興味津々ですね。

これは、彦根へ呼んでいただいた出張製麺体験会。みなさん興味津々ですね。

うどん打ち体験会は、製麺所を始めた当初からやりたい、と思っていたことの一つです。
それがなかなか実現しなかったのは自分がやっている製麺方法をどこまで再現するのか、どこを削るのか、なかなか思い切れなかったから。
 
この部分を端折るとずいぶん仕上がりに差がついちゃうけどそれでもいいのか、でもここは普通の人には難しいかもね…でも食べた時に、あぁおいしい、って思ってほしいし。そんなことをあれこれ考えて前に進めない日々でした。
 
 
一気に実現の運びとなったのは、友人から紹介されたYuri’s Kitchenの加藤さんからのご依頼。とあるマンションの管理組合さんのレクリエーションでうどん打ちをやってみたいんだけど、というお話でした。
 
アダルトな女性がお越しになることもあります。顔がニヤケてる?スミマセン。

アダルトな女性にお越しいただくこともあります。顔がニヤケてる?スミマセン。

初めてということもあって一度加藤さんの事務所で予行演習、実際の体験会ではみなさん予想以上に上手に仕上げていただいて、さらに試食でも喜んで召し上がっていただいて。
 
このお話がなければ、あぁ、やりたいんだけどなぁ…と今でも考えたままだったかもしれません。
 
秋には出張体験会も何件かやらせていただいて、もう大丈夫、という自信も少しばかりできてきた気がします。
 
 
ところで、体験会をやり続けていていつもの製麺所の商品を作るときに感じること。

製麺所の商品は、1ロット1.5kgの小麦粉でお団子をつくって、15人前のうどん生めんを作ります。体験会の時はその三分の一、500gで5人前。当然生地の重さも違うし、延ばした時の大きさも異なります。
 
体験会を始めたころは、これまで扱ってきた分量よりもずいぶん小さいものですから、勝手が違って慣れない感覚でやっていました。

少しずつそのサイズに慣れてきたころに、実際の商品を作ると以前よりもなんだか手になじむ感覚が増えてきたんです。これまでわからなかった・知らなかった、小麦粉や生地の扱いかたが肌の感覚でわかるようになってきた、という感じでしょうか。
 
 
実は、小さなサイズで作ることが本来の商品を作る時になにかプラスになることなんてあり得ないと思っていました。
1.5kgの分量で作ることだけがうどんに習熟するために役に立つと思い込んでいたんです。
 
ところが、500gというこれまでよりかなり小さなサイズで作ることは、小麦粉の癖だったり、生地にした時の弾力の扱い方だったり。手の中でハンドリングしやすい分、そういったことがわかりやすい気がします。

実際に商品にするものではない、というところで気楽にやれていることも大きいかもしれませんね。
 
 
体験会は、うどんを通じてたくさんの人と出会いたいと思っていた僕の希望を叶えてくれたし、商品の質にもプラスに。
体験会を始められたことが、今年、僕にとって一番の収穫です。
 
 
あぁ、それから。体験会の時に僕が打ったうどんは、毎日の朝食になっています。1回の体験会で5人前できますから、1日3回すべてにお客さまがいらしていただけたときはそれだけで15人前に!
 
通常の商品では1日1回のフィードバックだったものが、加水量や塩分濃度、天候、そういったものも含め最大3回フィードバックされることに。
 
そういう意味でも商品に直接役立っている体験会です。
来年はさらに内容を進化させて、もっとたくさんのお客さまに楽しんでいただきたいと思っています。

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