きっとお家にあるものだけで作れる、しかもカンタン・お手軽でおいしいうどんの打ち方です。
お家でうどんを作ってみようかな、そう考えてレシピを調べると、そろえなきゃいけないものがありますよね。中力粉とか、麺棒とか、打ち粉とか。
この作り方なら、特別な材料も道具もいりません。タイトルには、手抜きうどんなんて書いてますけどしっかりおいしいうどんができあがりますよ!
ご紹介するレシピは2人前。いや、ウチは4人家族だから足らへんよ、と思うかもしれませんけど、2人前ぐらいが楽なんです。例えばボクチームvsワタシチームで作って4人前にしてみる、とかどうでしょう。
できあがった麺をゆでるのも、ご家庭にある普通のお鍋だと2人前ぐらいがちょうどよさそうですよ。
材料と道具
材料 [2人前] |
|
---|---|
薄力粉 | 200g |
塩 | 9g |
水(室温) | 85g |
打ち粉用薄力粉 (あれば片栗粉やコーンスターチで) |
50gぐらい? |
道具 |
---|
塩水を作るカップ |
ポリ袋(写真は30 x 40cm) |
清潔な丸い棒 直径2~3cm 長さ30cm程度 (今回は台所用ラップを使いました) |
包丁 |
まな板 |
写真の小麦粉や塩は、お店でよく見かけそうなものを選びましたが、なんでもいいです!こだわらないのが今回のポイント!
できあがった生麺を冷蔵庫で保存するなら打ち粉は片栗粉やコーンスターチの方がよさそうです。
できあがった生麺を冷蔵庫で保存するなら打ち粉は片栗粉やコーンスターチの方がよさそうです。
そして、小麦粉を使う料理には大事なアレ…ボウルがありません。ボウルで小麦粉と水をしっかり混ぜるのって、実は結構難しいんです、それも分量が多くなればなるほど。今回はボウルを使わずにポリ袋の中でふって混ぜましょう。
1.混ぜる
ポイントは、こねない、揉まない!ただ『ふって混ぜる』だけ。ポリ袋の中で小麦粉と塩水をまんべんなく混ぜてくださいね。
2.踏む
うどん作りといえば踏みですね。踏んでは折りたたみ、を繰り返してコシをしっかり作ります。
乱暴にすると袋が破れちゃうので注意!優しくね。
乱暴にすると袋が破れちゃうので注意!優しくね。
➁ゆっくりやさしく20秒、両足で足踏みして全体にまんべんなく力をかけます。
➂平たくなった生地をポリ袋の中で3つ折りに。
➃同じように20秒踏んでは折りたたみ、を5回繰り返します。踏むごとに・折りたたむごとに、弾力ができてきます。
➄4回目の折りたたみは、なんとなく真しかくに。
➅最後の踏みは、折り目をしっかりくっつけて。
3.延ばす
丸棒で延ばしていきましょう。今回は台所用ラップで!大きさの目標は、25cmぐらいの真しかくです。
作業台はきれいにして、生地はポリ袋から取り出します。
作業台はきれいにして、生地はポリ袋から取り出します。
4.切る
いよいよ仕上げ!うどんはゆでると1.5倍に太ります。そこを計算してお好きな太さにどうぞ!
5.ゆでて、食べる!
お湯の量は、2人前なら3~4リットルぐらい。パスタよりたっぷりのお湯で。ゆでる前に打ち粉をしっかり落としましょう。
ゆで時間の目安は、水で締めるなら15分ぐらい、締めずに釜揚げで食べるときは8分ぐらい。ですけれど、麺のできあがりによってベストタイミグは変わってきます。太かったり、たくさん踏んで固い麺は茹で時間も長くなります。
ときどき食べてみて、固さと味を見るのがいちばんです。
ときどき食べてみて、固さと味を見るのがいちばんです。
釜揚げなら、鍋から食べてみておいしかったらその瞬間に鍋ごとそのまま、食卓へ!
ざるみたいに水でしめるときは、半透明になるまでゆでましょう。ゆですぎだと思っても水に入れるとけっこう固くなるんです。ゆであがったら2回ほど水を変えてコシをしっかり出してください。