この間、気がつくと僕が子どもころのうどんの話をたくさん書いてる。
僕が持ってるうどんのイメージとか、好きだって気持ちはやはりこの頃に持ってたものがずっと続いてるんだな、きっと。
もちろん僕の記憶の中にあるうどんやうどん屋を、イリコスキー製麺所で再現したいわけじゃない。それを再現したところで(できっこないけど)、その体験をお客さまに追体験してもらえることにはならないよね。
思った以上に僕の中に残ってる、楽しかった思い、幸せだった気持ちを少しでもいいからイリコスキーのうどんを召し上がった方に感じていただきたい。
あるいは、お客さまの楽しい、幸せな時間の中にたまたまイリコスキーのうどんがいることができれば。
そして、楽しかった、幸せだった気持ちを僕に教えてほしい。そんな思いで製麺所をやっていたいな。