いつもの出張手打ちうどん体験教室とはいささか趣が異なりますけれども…
佐々木蔵之介さんにディナーショーのステージでうどんを打っていただく、という経験をしてまいりました。
すっかり「うどん打ちをお伝えする人」になりつつある所長ですけれども、有り難い、というよりあり得ないご縁でございます。
『佐々木蔵之介 プレミアムディナーショー Wonder White Night in 京都』

蔵之介さんと、MCはABC朝日放送の三代澤康司アナウンサー、目の前には550名のドレスや和装のお客様@京都ホテルオークラ。
いや~、そんな所に立たせていただける日が来るとは思ってもいませんでした。10人掛けの円卓が50卓以上並ぶのって壮観です。
目の前にいらっしゃるのは全員蔵之介さんのファン、その方たちの前で「あ~あ~小麦粉こぼれてるじゃないですか!」「ちょっと!その麺太くないですか?」なんてことをやらせていただいたわけです。
所長はずっと蔵之介さんのすぐ隣で横顔を見ながらしゃべっていたわけですけれど、男前でふるまいもきれいでトークも軽妙。みなさんそりゃファンになりますよね、って気分です。
実は少し前に製麺所まで練習にお越しいただいたのですが、「うわ!蔵之介サンがこんなとこに!」と舞い上がってたのはナイショです。少しポイントをお伝えしただけですぐに上手に作っていただいて、器用でもいらっしゃるんですね。
うどんが打ちあがった後には、全員分を蔵之介さんが切った麺+イリコスキーのだしのかけうどんをお客さまに召し上がっていただきました。
テーブルに運ばれた蔵之介さんのうどんを見たみなさんのうれしそうなお顔。
「いただきます!」の蔵之介さんの声の後でみなさん一斉にうつむいてうどんをすする。なかなか見られる光景ではありません。感動しました。
ディナーとデザートの後なのにみなさん残さず召し上がっていただいたようで、それが一番うれしかったですね。まぁ蔵之介さんの手が入ったうどんですから当然でしょうけれど。
写真は、ディナーショーの最後にプレゼントされた、バレンタインデーのチョコ…レートじゃなくて猪口の底。文字デザインは蔵之介さんの手書きです。
素晴らしい機会をいただきましたこと、お世話になった皆さまに深く感謝いたします。
そしてディナーの後でさらにうどんをお出しいただくというややこしいことにご対応いただいた京都ホテルオークラの皆様にもお礼申し上げます。ありがとうございました!