イリコスキー製麺所 所長のブログ

自分がブレてちゃ出会えるものにも出会えない

少し前から製麺所を開業できる物件探しをしてた。皆さんそうなんだろうけど、物件探しって難しい。
製麺所をうたうわけで、水回りはもちろん必要だし、保健所の許可ももらわなきゃ。

たとえばうどん屋の居抜きの物件とか、このご時世、きっと格安であるんじゃないの?なんて甘いことを考えてたんだけど、やっぱり甘ーい。甘すぎた。

家賃も敷金も、とても手が出ない。敷金が家賃の10ヶ月分とか。ありえへん。そもそも思った場所に物件がほとんどない。
お、あった、って思ったら薄暗ーい雑居ビルの一番奥の部屋だったり。なんとか手がでるかなーと思ったら二坪、給排水なし、って物件だったり。繁華街の雑居ビルのバー跡だったり。あかん、むりむり。繁華街はいらないんだよ。

何軒か不動産屋さんをまわって相談したけど、給排水含め、内装をさわらずに使えそうな物件にはまず手が出ない。

この時点で気がついたこと。
居抜きの物件を探そう、と思ったのは、内装費用を抑えたいのはももちろんだけど、あわよくば飲食店の許可も取れればな、なんて考えてたから。
そう、そもそも製麺所の出発点にはうどん屋をやりたい、という思いがあった(これについてはまたいずれ書きます)。

製麺所って言っても、プロの飲食店に麺を卸すわけじゃない。あくまで通信販売でお届けする、つまりは直接お客さまとやりとりがしたいわけ。となるとやっぱり、茹でまでやって、自分なりのベストなうどんを召し上がっていただく機会が月に一回でもいいからつくれるといいな、と考えてた。

でもね。
それをやると、今やりたいことがブレるな、って気がついた。やろうとしてるのはあくまでもうどん生麺の通信販売。うどん屋のことは考えるべきじゃない。もし通販が成功したらその後でだってできるでしょ、って。

そう考えると、物件の選択肢は変わってくる。別に人通りが多い場所にある必要はないし、一階じゃなくたってもちろんいい。
そういう前提も含めて不動産屋さんとは話をしてたんだけど、飲食店の居抜きで手頃なのがあれば、なんて話し方をしている以上、うどん屋のイメージに不動産屋さんはひっぱられる。
居抜き以外でも、面白い物件があれば教えて欲しい、という言い方もしてたんだけど、どんなものが面白いって僕が思うのか、まったく伝わってなかったと思う(アタリマエだ、それは難しいよ)。

あくまで製麺所、飲食は関係ない。「たとえばガレージでもいいし」「二階とか三階でもいいんです」と具体的な条件を伝え始めると、とたんに候補になりそうな物件が現れ始めた。
ただ、ほんとにガレージでやるのは難しい。衛生面とか、設備を整えるのに飲食店並みに費用がかかりそう。倉庫物件も出てきた。でもここじゃ遠いよなぁ…
そんなやりとりを不動産屋さんの担当者とやりとりしてたら、奥でやりとりを聞いてたボスと思しき人物がぼそっと「あそこの話はしたんか?」。どうやら隠し球があるらしい。

結果、見学に行った物件は、ビンゴ!
想定してたのよりずいぶん広い、家賃は少しだけ予定より高いけど。ただし、二階、しかもそもそもは事務所。どうやって給排水をまかなおうか。事務所内に小さな給湯室はあるけど、たとえば二槽シンクは絶対条件だし。

まぁ、そこは心強いプロが味方になってくれる。給排水さえ乗り越えれば、なんとかなるはず。よろしくお願いしまーす!

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