イリコスキー製麺所 所長のブログ

パッケージに悩む

イリコスキーで販売するのは、手打ちうどんの生麺と、いりこダシのセット商品、生麺4~5人前と人数分のダシ。
ざるとか釜あげとかのつけダシのタイプと、かけうどんで食べていただくかけダシのタイプ、2つのバリエーションを予定してる。

悩んだのが、商品のパッケージ。麺のボリュームもダシのボリュームも決めて、いざそれを一つのパッケージにまとめようとすると、ちと難しい。

もちろん、全部オーダーメイドで作ってしまえばきれいにできるんだろうけど、なかなかそうもいかないのが実情。既存のパッケージ用商品を組み合わせてなんとかきれいに見せたい。
少なくともダシのボトル、麺のパック、それらをまとめる外箱が必要だ。

どういう素材があるのかもわからず悶々としてて、いろんな卸屋さんに尋ねあたっていたところ、とある箱屋さんから、小口だとなかなか対応できないので、シモジマで探してみては、とアドバイス。
シモジマ、これまで全く知らなかったのだけど、行ってみたら楽しいところだった。包装用品専門の東急ハンズって感じ(違う?)。ちなみに僕が行ったのは心斎橋店。
ここに行ってみて、ようやくイメージが沸いてきた。

ダシは、この前も書いたけどガラス瓶に。
麺は、ロー引きの袋かプラスチックのフードパックか、悩んだあげくにまぁこっちかな、とフードパックに(スーパーでお総菜を入れたりするアレ)。
外箱は…無難なところでナチュラルボックス
と、大まかなところまでは決めたんだけど(もちろん、それでもさんざん悩んだけどね)、問題はそれぞれの商品探しとサイズの組み合わせ。

ダシは、そもそも「かけ」と「つけ」だと、かけのほうが倍の量必要。だからボトルも2本必要に。

まあそれでも大まかにサイズが決まるからいいんだけども、麺を入れるフードパックが悩ましい。残念ながらシモジマの店頭にあるものはサイズが合わず、いろんなメーカーからカタログを取り寄せて検討。

ただこれが、メーカーも多いし、サイズのバリエーションも無数にあるんだな。エフピコチューパ中央化成シーピー化成スミ…これでもきっとメーカーのほんの一部。しかもそれぞれにいろんな食品に対応したフードパックがあるから、選ぶのはたいへん。

カタログには商品一覧はあるけどそもそも仕様やサイズの読み方がわからない。メーカーや商社のサイトで検索もできるけど、外箱・ボトルと組み合わせるとこれじゃあ組み合わせがムリ、もしくはフードパックに麺が入らないな、そんなのばっかり。

2週間は悩んだんじゃないかな。そしてある週末に2日かけてカタログとにらめっこしながらピックアップして、メーカーへサンプルの発送依頼を終えた時には頭がぼーっとして倒れそう(実際疲れて横になったら眠っちゃった)。その後もサンプルと箱との組み合わせには四苦八苦したんだけどね。
なんとか、これは!っていうサイズと仕様のフードパックを発見して、今はそれを使うつもりに。

さて。実は購入するフードパックも決めて、仕入先も決めた後に発見したのがこのサイト、容器プレス
なんと、形状やサイズ、メーカーで検索できるじゃないか。あぁ、あの苦労はいったい。
もっとSEO対策してよーって思ったけど、「容器 検索」でちゃんと1位に出ますな。「フードパック 検索」をキーワードにしてた自分が悪かった。”keywords”にはフードパックが設定されてはいたみたいだけどね。
業界知らないと適正キーワードがわからない、という見本のようです。

というわけで、フードパックをはじめ食品容器をお探しの方は、容器プレスをお勧めします。

パッケージに悩む」への2件のフィードバック

  1. シモジマは昔、エトレとも取引があったのだ。
    タカラブネのパッケージ制作とかで…。

    • あ、そうなんですか。知らなかったです。
      こんなパッケージを作りたいんだけどってオーダーすると、じゃこういう部材で…とか印刷も請けますよ…とか提案してくれる、って感じですか?

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