さとうしんいち氏の案内に誘われて、今日は森ノ宮ピロティホールへ。
落語はとても久しぶり、3年ほど前に繁昌亭へ行って以来かな。というよりそもそも、落語を聴きに行く習慣はあまりない。東京にいたころは今よりは聴いていた記憶があるけれど、大阪では行ってないなぁ。
落語との関わりは、小学生の時に講談社文庫の「古典落語」シリーズを全部読んだぐらいで(わかってたのかどうかはかなり疑問だ)、そんなに深くはない。大学時代の友人に落研が何人かいたので彼らの高座は何度かのぞかせてもらったことはあったよね。
今日かけられたのは、かぼちゃ屋、小猿七之助、景清。
談春さん、一度は聴いてみたい、と思っていたところをしんいち氏の案内に見事に後押しされて行く気になったわけで、うん、行って良かったね。
1,000人入る大きなホール、席は後ろよりだったけれども見事に引きずりこまれる。他のお客さんの笑い声が大きく響いてる中で、どんどん談春さんの姿が視界の中で大きくなっていく。落語のうまいへたを僕は云々できないけれど、ああ、やっぱり談春さんはいいな、すごいな、って。
その中でもやっぱり景清はよかったね。話は知ってたけど高座で聴くのは初めて。聴いてるうちに涙がじわじわと(いや、もちろん僕も笑ってた)。自分と親の関係を思い出しつつ、泣く人は多いだろうな。