「職人さん」

コーナンで購入した作業ズボンは順調に汚れていってる。

今日は、クッションフロア貼り。製麺所だから、清潔に保てるように、負荷がかかっても傷つかないように、と病院でも使ってるような少しいい部材を選んだんだけど、これが難敵。家庭用のクッションフロアはなんども貼ったことがあるんだけど、それと比べて厚みが倍ぐらいある。すみません、ナメてました。

ちょっと大きめににカットしてー、仮置きしてー、接着材入れて-、余ったところをカットして-、ってやっていくと、一つひとつの作業が厚みと重さで大変。やろうとしたけどとうていムリだった。
とてもそんなやり方はできないから、セオリーは無視して自己流で貼ったけど、大丈夫かな?ほんとはちゃんとした業務用の作業工程があるんだろうな。

ところで、ここにも、いろんな営業さんがやってくる。
今日やってきたのは果物売りの男の子。心斎橋とかで、路上でパンや果物の入った箱を抱えて「パンどうですか?」「おいしいリンゴがあるんですけど」って話しかけられることはあったけど、ビルのテナントを個別訪問するとは知らなんだ。

ドアをノックされたから、「はい?」って応えたらドアを開けて入ってきたはいいものの、いかにも工事中の状況にちょっと「しもた!」って表情の彼。それでもひるまずに「あ、職人さん、休憩に桃いかがですか?」って。
いや、職人さん、そういうおやつは食べないんじゃないかな。しかも冷えてないし。

その後また宅配便で部材が届いて(今日貼ったフロア材)、これがえらく重かった。届けてくれた彼は、「スンマセン職人さん、重いんでちょっと手伝ってもらえます?」。自分が発注した荷物の搬入を手伝わされたのは初めてだ。まあいかにも工事してる、って格好だったからね。これがスーツ姿でも手伝わされたのかな?

今日は2人から職人さんと呼ばれて、わりとうれしがったりもしてる、僕。


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本邦麺類店発祥の地

イリコスキー製麺所から西へ一本、なにわ筋を渡ったところにある新町南公園。ここにこんな碑がある。

ここに砂場ありき

はい、最初に見たときは砂場が閉鎖されちゃった記念碑なんだと思いました。子どもたちかわいそうに、でも大げさやなぁ、と。
公園の中には盆踊りのやぐらの準備が。

「ここに砂場ありき」。最初、意味がよくわからなかったのだけれど、大阪城築城にあたって、資材置き場とされていた土地なんだそうだ。砂を置いていたから砂場。

そしてものが集まるところには人が集まるということなのか、麺類を食べさせる店が日本で最初にここにできた、と。

砂場といえば蕎麦、この碑を昭和60年に建立したのも「大阪のそば店誕生四〇〇年を祝う会」だそうで、もっぱら蕎麦にまつわる碑ということになるけれど、そこはせっかく「麺類発祥の地」と大きく括っていただいているんだから、イリコスキー製麺所もこれにあやかろうというわけ。

碑の裏側

本邦麺類店発祥の地、とありますね。

物件を借りたあとでぶらぶら周辺を歩いていたらこの碑に行き当たって、そういえばここはそういう土地だったと思い出した。自分がこれから始めようという商売にちなんだ史跡がすぐ近くにある、というのはうれしいね。

さて、今日は介の字貼りで。


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DIY二日目・ペンキ塗り(あれ?)

朝起きて、「アイタタ…」ってなったのは肩でも腕でもなくってやっぱり腰。
マッサージ行って、湿布貼って、そうやって寝ないとだめだったな。

昨日で天井のペンキも塗り終わったから、今後の部材の発注をすませた後で製麺所へ。

床貼りとクロス貼りの前に、三木さんが新たに作ってくれた壁にあるねじの頭をパテで埋めたり、床のちょっとした補修を今日はやろう。そう思って昨日の作業のためにつけていたマスキングのシートをはがしたら、あら。

その奥から、ペンキ塗りが必要なところが出てきてガクゼン。
窓枠、二カ所。これだけなら昨日やれたのにね。マスキングの前までは覚えてたのになぁ。ま、今の今まで思い出しもしなかったんだけど。

終わったって思った作業を再開するのはめんどくさい。まぁそんなに大きなところでもないしささっと。残念ながらローラーが使えるところではないのでハケで塗りぬり。ハケ跡も残って素人っぽい雰囲気になったけど、素人ですので。

今日はなんだか昨日の疲れが残ってるし、作業はちょっとだけ。マッサージ行って、湿布貼って、今日は早く寝よ!


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DIY初日・天井ペンキ塗り

アトリエタンゴ建築工房・三木さんの大工仕事も昨日でほぼ完了、今日からは僕のDIYで内装の仕上げに。

元々の天井

ペンキを塗る前はこんな感じ。古い事務所によくある天井ですな。

今日からは天井のペンキ塗り。予定では2日、もしかしたら3日かかる?そうなるとあとの作業に影響がでるなー、なんて考えてたらなんと1日で終わっちゃった。

ペンキ塗りのローラー考えた人、えらい!あれがもしなくってハケでやってたら…いや、ぞっとするね。

ローラーにペンキをつけたら余計についた分はしっかりトレイで落として、っていうのがセオリーなんだと思うけど、今回塗装する天井は穴がデコボコに空いてるタイプ。ペンキもたくさん吸収するから、わりとたっぷりめに塗りつけた。そのやりかたが正しかったんだと思う。きっとデコボコ穴にいっぱい塗り残しがでるよな、その修正が大変だ…と予想してたけどそうでもなかった。

ペイント完了

塗った後はこんな感じ、だけど写真見てもよくわかりませんね。わりとうまくできたんじゃない?(自画自賛)

しかし、腕をずーっと上にあげたまま作業するのって、過酷。しかも脚立も登ったり降りたり。途中、脚立の上でふらついて何度もこけそうになった。芝居の仕込みよりしんどかったかも。

ペンキ缶

これを考えた人も、エライ!
この写真撮ろうとして、手についたペンキでデジカメが真っ白に。アホや。

今回感動したのがこのペンキ缶。普通はペンキをトレイに移してそこでローラーにペンキをつける。この缶は上部が斜めになっていて、しかもローラーが入るサイズの穴が空いてる。缶に直接ローラーを突っ込んで、缶の上でしごいてやればいい。つまりトレイ不要。

掃除をするものが減るのは助かる。このタイプ初めて見たんだけど、一般的なのかな?

早く終わったのはうれしい方向の計算違いだけど、他の部材の調達早めなきゃ。

しかし、腕と肩の筋肉がパンパン。帰りにマッサージにでも寄りたかったところだけど、顔がペンキだらけだったので今日は自粛。


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うどんを食べると酸欠に

うどんを食べるとき、特に、ここのうどんはおいしそうだね!と思ったうどん屋のとき。うどんが出てくるのが待ち遠しくてしかたがない。

運ばれてくるのを今か今かと待ちながら、割り箸だったらあらかじめ割っておいて、どんぶりを置いてもらうスペースもちゃんと空けておいて、うどんがどん!と置かれるやいなやいただきます!を言うのももったいないぐらいに食べ始める。

息をする間も惜しんで、ずるずるずるずると一時も休まず食べ続けて、最後に「はぁ~っ、うまっ!!」とため息と共に幸せ感を口に出す。

うどんって、茹であがった瞬間からどんどん劣化していくから、美味しいうちにはやく食べきってしまいたい、ってあせっちゃうのかな。まぁ、うどんに限らず蕎麦好きな人もそうだろうし、食べ物全般そうだよね。

 

今でこそそんなことはないけれど、子どもの頃はうどんを一杯食べ終わるとアタマがクラクラすることがよくあった。息をするのを忘れてた、んだと思う。

知り合いからは、「同じうどんを食べてるのに、君の食べてる方が数段おいしく見える」と言われることもある。「噛まないと味わからないんじゃ?」とも。いえ、噛んでるんですよ、時々は。歯ごたえも食味の楽しみの一つだもんね。

 

いつも残念なのは、急いで食べるからその幸せ感があっという間に終わってしまうこと。もちろん「おいしかった~」って余韻は残ってるけど、もう食べちゃった、っていう残念感の強いこと。

若い頃はかけうどんのあとはざる、そのあとは釜あげ…なんてこともできたけど、最近は時間を空けないと多くて2杯まで。そういう状況も残念感をさらに募らせる。

 

僕のうどんを召し上がっていただく人たちは、どんな楽しみ方をしてくれるんだろう。
僕はそんな食べ方をするんだけど、普通にゆっくり、あったかいのを、きんと冷えたのを、味わってもらえるとうれしい。小麦粉の味や香りとか、だしの味とか。

一日の中でちょっとだけおいしい彩りをそえられるようなうどんになってくれればいいな。「あぁ、またあのうどん食べて幸せな気分になりたいね」って時々思い出してもらえるような。


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冷やし釜あげ?

ときどき、「釜あげ (冷)」とか「冷やし釜あげうどん」ってメニューを見かける。実はお店では食べたことがない。
あれはどんな麺なんだろう。釜抜きの麺を、氷水を張った桶に入れた、のかな。それだと釜あげの麺じゃない気がするんだけど。お店によってもやりかた違うんだろうな。
釜抜きの麺を一気に冷やしたのなら、茹で時間も短いし、いったん締めたうどんより固くなって食感としては面白いかもしれない。

うどんの麺は普通、茹であげた後に水でしめてうどん玉にする。かけうどんならもう一度、そのうどん玉を湯がいてあっためる。

釜あげうどんは、茹であげたまま水で締めない麺をどんぶりとか桶に移して、茹でたお湯を張って、つけだしで食べる。
茹であげたままの麺そのもののことを「釜抜き」って言ったりもする。
釜あげの麺は熱いもので、釜あげ(冷)なんてありえない、って思ってたんだけどな。

そうめんと同じような食べ方をする、一度水でしめたうどんを氷水に浮かべて食べる冷たいうどんは、香川県だと冷やしうどん、って呼ぶ(そのままの名前だ)。地元だと夏は冷やし、っていうファンもたくさんいる。

 

さてさて、たまには自分でつくったうどんのことも。

冷やし釜あげうどん

盛りつけって難しいですね。それをおいしそうに撮るのはさらに。
これは二人前だけど、もっと小さく一人前で盛りつけた方がよかったかな。

僕は、どちらかというと締めたうどんより釜抜きのほうが好き。かけうどんも、釜抜きにかけだしをかけたのが好きだな。
ふんわりして、小麦粉の香りがするのがいい。
ただ、夏場に食べるにはさすがに熱い!ってときに釜抜きのうどんを食べたいときにはこれ。

冷やし釜あげうどん(おい!)。

ま、お店で冷やし釜あげうどんを食べたことがないので、あくまでも我が家風。
大量の氷の上に釜抜きの麺を置くだけ。氷水には浸かってない。
氷に触ってないところはあつあつの釜抜き麺、氷に触ってるところはひんやりして、一つの器に違う食感の麺が同居して、楽しい。

 

冷やし釜あげうどん、お店で食べてみたいんだけどなかなか食べられないんだよね。お店に行くとついつい定番ばっかり食べちゃうから。僕にとっての「定番」は、かけうどん、釜あげ、ざる。どんな店にいってもこの中から食べないと落ち着かない。一度に五食ぐらい食べられればいいのにな。


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手打ちうどん体験会って、参加してみたい?

床あげ工事

現在工事中の製麺所。給排水工事も終わって、床が上がりました。

まだ製麺所も完成せず、通信販売を始めることすら敵わない状況でこんなことを書くのもどうかなと思うけれど。

製麺所として借りた物件は、発送作業とか事務作業をするのに使う、製麺所以外のスペースもある。ここを利用して手打ちうどんの体験会をできないかな、って考えてる。
3~4時間ぐらいかけて小麦粉からうどんができあがって、その合間にだしもつくれますよ、っていう体験会。

普通にうどんを打つのは、うどん用の小麦粉を購入して、教科書通りにやれば実はそれほど難しくなくって、どんな人でもそれなりにできる。
それでも、お子さんと一緒に、とか友達と一緒にうどんを打つ、そしてその場で食べてみる、っていうのは楽しんでもらえそうな気がするんだけどな。

僕が通信販売しようとしてるうどんはもう少し時間がかかるからまったく同じものをつくれるわけじゃないけれど、よくテレビで見かける「足踏み」とか、やってみたい人もいるよね。専用小麦粉をわざわざ購入するのも大変だ、って思うだろうし。

イリコスキー製麺所は基本的に通信販売の店にするつもりで、お客さまとの交流はきっとメールとかになってしまうはず。直接お客さまと顔を合わせられる体験会は、僕としてもとてもうれしい機会になる。

これまで何人かに話してみたところではわりと良い反応をもらってるんだけど、どうですか、もしやるなら参加してみたい、っていう方、いらっしゃいますか?


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うどんと、帰省と。

唐突だけど、数年前の映画「UDON」。あれ見て泣いた人、どれぐらいいるんだろう。
僕は泣いた。少なくとも3回は泣いた。たいていの人には呆れられるんだけど、香川出身の知人は、僕とおんなじところで泣いたらしい。テレビで放映してたときも、きっちり同じところで泣いた。もう一回見ても…それはどうかな。

升毅さんが演じてたタウン誌の編集長、あれは恐るべきさぬきうどんの田尾団長だよね。
彼が、帰省の時に宇高連絡船の甲板で食べるうどんがどんなにおいしいか、帰ってきたって気分になるか、しみじみと語るシーン。あれはその時代を知ってる人間には(今はもう経験できないだけに)うんうんとうなずいて共感してしまう場面だったはず。

まだ神戸~淡路~鳴門をつなぐ高速道路もなく、瀬戸大橋もまだなかったころ。
関西で生活していると岡山まで新幹線、岡山から高松まで連絡船に1時間以上乗ってそこからまた国鉄で1時間、という半日がかりの帰省だった。

あの宇高連絡船で食べるうどん。連絡船に乗った途端に周囲の言葉が讃岐弁ばかりになって、あぁ、帰ってきたなぁ、と感じるうどんだった。でもあのうどん、ゆで麺としても決していい状態じゃなかったはず。もう少し我慢すればもっとおいしいうどんが食べられるのに、それでもみんな食べてた。

うどんが食べたくってしかたがない、ってわけじゃなくて、香川県の人間にとってはうどんはお茶がわりみたいなところもあるから、時間つぶしにはちょうど良かった、ってことだったのかもしれない。

そういえばもう一軒、高松駅の構内にも立ち食いうどんがあって、家族で高松市内へ買い物に行った帰りは、汽車(って呼んでた。もちろん蒸気じゃなくってディーゼルだけど)に乗る前にはいつもそこでうどんを食べてた。
そこのうどんも、月見うどんを頼むと、湯がいたうどん玉の上に生卵を割り落として、その上にぬるめのだしをかけるもんだから、黄身はもちろん白身も透明なまま。
そんな月見うどんを僕はいつも好んで食べてた。ほとんど生のままの白身と黄身を一気にずるずるっと飲み込んでたな。

あの頃のうどん、今食べたらどんな気分になるんだろ。懐かしく楽しめるんだろうか。それとも進化した讃岐うどんを食べ慣れてると、辟易しちゃうんだろうか。
高松駅構内に、当時の味を再現した「連絡船うどん」ってのがあるらしいけど、やっぱり船のデッキで食べてこそ、って気はするよね。

うどんに限らず地元の食べ物ってやっぱり、いつ、どんな時に誰と食べたか、記憶や経験で大きく左右されると思う。だからイリコスキーでつくるうどんも、僕がおいしい!って思ううどんとだしが、必ずしもそのままお客さまにおいしい!って感じていただけるとは思えない。

僕の思いをなんとか感じていただきながら召し上がっていただきたいなぁ、とか。
あるいはお客さまが楽しいとき、うれしいときに僕のうどんがたまたまそこにあって、ああ、今日はうれしいときにおいしいうどんがあったね、と思っていただきたいなぁ、とか。
そんな存在になれたら最高だな。


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パッケージに悩む

イリコスキーで販売するのは、手打ちうどんの生麺と、いりこダシのセット商品、生麺4~5人前と人数分のダシ。
ざるとか釜あげとかのつけダシのタイプと、かけうどんで食べていただくかけダシのタイプ、2つのバリエーションを予定してる。

悩んだのが、商品のパッケージ。麺のボリュームもダシのボリュームも決めて、いざそれを一つのパッケージにまとめようとすると、ちと難しい。

もちろん、全部オーダーメイドで作ってしまえばきれいにできるんだろうけど、なかなかそうもいかないのが実情。既存のパッケージ用商品を組み合わせてなんとかきれいに見せたい。
少なくともダシのボトル、麺のパック、それらをまとめる外箱が必要だ。

どういう素材があるのかもわからず悶々としてて、いろんな卸屋さんに尋ねあたっていたところ、とある箱屋さんから、小口だとなかなか対応できないので、シモジマで探してみては、とアドバイス。
シモジマ、これまで全く知らなかったのだけど、行ってみたら楽しいところだった。包装用品専門の東急ハンズって感じ(違う?)。ちなみに僕が行ったのは心斎橋店。
ここに行ってみて、ようやくイメージが沸いてきた。

ダシは、この前も書いたけどガラス瓶に。
麺は、ロー引きの袋かプラスチックのフードパックか、悩んだあげくにまぁこっちかな、とフードパックに(スーパーでお総菜を入れたりするアレ)。
外箱は…無難なところでナチュラルボックス
と、大まかなところまでは決めたんだけど(もちろん、それでもさんざん悩んだけどね)、問題はそれぞれの商品探しとサイズの組み合わせ。

ダシは、そもそも「かけ」と「つけ」だと、かけのほうが倍の量必要。だからボトルも2本必要に。

まあそれでも大まかにサイズが決まるからいいんだけども、麺を入れるフードパックが悩ましい。残念ながらシモジマの店頭にあるものはサイズが合わず、いろんなメーカーからカタログを取り寄せて検討。

ただこれが、メーカーも多いし、サイズのバリエーションも無数にあるんだな。エフピコチューパ中央化成シーピー化成スミ…これでもきっとメーカーのほんの一部。しかもそれぞれにいろんな食品に対応したフードパックがあるから、選ぶのはたいへん。

カタログには商品一覧はあるけどそもそも仕様やサイズの読み方がわからない。メーカーや商社のサイトで検索もできるけど、外箱・ボトルと組み合わせるとこれじゃあ組み合わせがムリ、もしくはフードパックに麺が入らないな、そんなのばっかり。

2週間は悩んだんじゃないかな。そしてある週末に2日かけてカタログとにらめっこしながらピックアップして、メーカーへサンプルの発送依頼を終えた時には頭がぼーっとして倒れそう(実際疲れて横になったら眠っちゃった)。その後もサンプルと箱との組み合わせには四苦八苦したんだけどね。
なんとか、これは!っていうサイズと仕様のフードパックを発見して、今はそれを使うつもりに。

さて。実は購入するフードパックも決めて、仕入先も決めた後に発見したのがこのサイト、容器プレス
なんと、形状やサイズ、メーカーで検索できるじゃないか。あぁ、あの苦労はいったい。
もっとSEO対策してよーって思ったけど、「容器 検索」でちゃんと1位に出ますな。「フードパック 検索」をキーワードにしてた自分が悪かった。”keywords”にはフードパックが設定されてはいたみたいだけどね。
業界知らないと適正キーワードがわからない、という見本のようです。

というわけで、フードパックをはじめ食品容器をお探しの方は、容器プレスをお勧めします。


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内装工事!

いよいよ今日から、内装の工事開始。

敷き詰められてたタイルカーペットをとりあえず全部外して、って、それだけでもう汗だく。その時はエアコン入れてたんだけど。
大工さんたちは冷房なしでやるのね。粉塵でるもんね。ご苦労様です。

アトリエタンゴ建築工房 三木雄野さん

三木雄野さんは一級建築士にして大工。かっこいいですね。しかも男前だ。
(今日のリンク先画像はちと大きめにしておこ)

施工はアトリエタンゴ建築工房の三木雄野さん。以前に打ち合わせしたときはシュッとした姿の建築家だったけど、今日はきっちりガテン系。いいね。

こういう現場は大好きだから、一日中でもずっと眺めていたかったのだけど、狭い空間に職人さんも大勢いるわけで、使えない素人がいても邪魔なだけ。泣く泣く退散。

夕方戻ってきたときには床下の配管もほぼできてて、明日には床貼りらしい。手際良いです。すばらしい。

そういえば僕の母方の祖父は大工で、僕は小さい頃「大人になったら棟梁になる!」って言ってたらしい。大工さんじゃなくて棟梁、なところにわれながらちょっといやらしさを感じますな。


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